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2010年09月28日 17:49

お客様からお借りしていて「神の雫」という漫画を読んでおりますウエキです。
どの巻も画面が作りこんであるのに読みやすいので、黙々と楽しく読ませて頂いております。

ワインについて視覚からの情報で得られるので私には合うなと思いつつ、
やはりスンナリとフランス語は入って来ない今日この頃。
私の前世はフランスで何か嫌な事でもあったのでろうか、と思う程に脳味噌が覚えてくれません。
フランスパン大好きなのになぁ。

ミュゼで置いてあったワインが登場してそれを店長に言われる前に自分で気が付いたら
ちょっと嬉しい私です。
ワイン入門にはとても良い漫画だなぁと思います。
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今日のおススメワイン

2010年09月27日 18:21

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シャトー・ボイド・カントナック‘03 グラス1780円
マルゴー・3級

畑の面積は17haで平均樹齢は35年で、ブドウは手摘みと機械摘み両方で行っております。
発酵とマセレーションはえぽきし張りのセメント槽でやや長めに行い、
その後の熟成は新樽50%で12~18ヶ月させます。澱引きは3ヶ月ごと。

卵白で清澄し、必要なら濾過も行いますが清澄はするが、1997年以降濾過はしていない。

*葡萄品種 カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー25%、カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド7%

黒系果実、土、乾燥ハーブ、なめし革等、リッチな芳香があり、ブドウの完熟感があり、酸は弱くボディはミディアム、純粋さや舌触りは秀逸。愛想がよく、豪勢なワインとなっている。
若いうちから飲めるが、12~15年は寝かせられる。
パーカーポイント88~90点


暑い季節よりも、寒い時期に飲むのにふさわしい、このワイン。
今日のような肌寒い日には特にお勧めです。

あいにくの雨ですが、ご来店心よりお待ち致しております。

デザートワイン

2010年09月25日 18:12

シャトー・シガラ・ラボー‘98 グラス1300円
(ソーテルヌ)
栽培品種 セミヨン85%、ソーヴィニヨン・ブラン15%

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シャトー・シガラ・ラボーは1660年まで歴史を遡れる古いシャトーで
1855年の格付けでソーテルヌ第一級に選ばれています。

ラボー=プロミはラボーと呼ばれる古代の広大な領地の一部で、1903年にラボー=プロミと
シガラ・ラボーに分かれましたが、面白いことに、この2つのシャトーは26年後に再統合され
1952年には再び分割された歴史を持ちます。

オー・ボームの丘の斜面、南側の畑という優れた立地で砂利を含む粘土質土壌を持っています。
収穫は伝統的に手摘みで行われています。
面積は14ヘクタールで平均樹齢は45年。

生産本数は3万本程度で、セカンド・ワインのル・カデ・ド・シガラが8000本程度作られています。
熟成は新樽比率が33%で20ヶ月樽熟成されています。

黄金色をしており、ハチミツや蝋、仄かな樽の香りがします。
甘味のある、ヴァニリンやスパイス、カラメルをまぶしたオレンジやアーモンドの味わい。
果実味と酸味、フィネスを感じさせる繊細なワインです。

頂きモノ

2010年09月24日 17:49

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店長の古くからのお客様から頂きました。
私は帰宅していたので、先程見せて貰ったのですが笑い袋って
ほぼ初めて触ったんですが、何かが下からこみ上げるむかつく
笑いをするもんなのだなぁと思いました。
こんな奴に嘲笑われるなんて、と思わせてくれる一品でした。
しかし、案外クセになる笑いでもあります。

店長に何かミスしたらこれを使うからと言われました。
下さったお客様、本当にありがとうございました。

今日のおススメ

2010年09月22日 18:11

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ボトル9450円(ボトル販売のみです)
ルーウィン エステート ブリュット‘98(ピノ・ノワール・シャルドネ)
(スパークリング/ウエスターン・オーストラリア州/グレートサザン)

「BMWの価格で買えるロールスロイス!」と評価された、ワイナリーです。
1970年代に、ロバート・モンダヴィが高級ワインの産地としてマーガレット・リヴァーを見出して以来
オーナーのデニス・ホーガン夫妻とのジョイントベンチャーとしてブドウ栽培をスタート。
すべてにおいて最高を目指し、 ルーウィン・エステートをオーストラリアを代表する
プレミアム・ワイン・メーカーに育てあげました。(現在は独自で運営しています)

ルーウィンエステートは、高級ワイン産地となったマーガレット・リヴァーを牽引する作り手。
ワインだけでなくこの地でのカルチャーやアートなど様々なことに取り組み、
今やマーガレットリヴァーは彼の努力でリゾート地としても栄えてきています。

スパークリングの他にも出しており、シャルドネが特に有名なワイナリーです。


スパークリング:自社畑のブドウを手摘みで収穫、一番絞りの果汁のみを用いて
フレンチ・オークの古樽で発酵した後、ステンレススチール・タンクに移して
マロラクティック発酵を行っています。
ベースとなるワインはここでブレンドし清澄後に、ティラージュ
(ショ糖とリキュールのブレンド液と酵母を追加して密栓する。これで瓶内二次発酵する)。
28ヶ月間瓶内熟成。

本日のおススメワイン

2010年09月21日 18:10

マウントアダム・イーデン・ヴァレー・シャルドネ 2008
オーストラリア グラス1260円

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オーストラリアでは10年ほど前から、有名な家族経営ワイナリーが相次いで海外企業に買収されてきました。
マウントアダムもその例に漏れず、フランスの大手ワイン会社ヴーヴークリコに買収され
まもなくして日本ではネットショップでほとんど見かけることはなくなったワイナリーです。

ところが、2006年、現在のオーナーであるデヴィッド・ブラウン氏が個人ワイナリーとして
ヴーヴークリコからマウントアダムを買戻し、家族経営ワイナリーとして新たなスタートをきりました。


マウントアダムの創業者の息子であるアダム・ウィン氏は醸造学の研究のためにフランスのボルドー大学の
醸造学科に入学し『白ワインの魔術師』の異名をとるデボルデュー教授の元で師事したという経歴を持っています。

さらにブルゴーニュに渡り、あのモンラッシェの偉大な生産者、ドメーヌ・ルフレーブで修行をつみました。
そして、その時の体験を元に書いたとされる
『ブルゴーニュのワイン醸造法を、ボルドーに持ち込んだとしたら…』
という趣旨の論文を書きました。

その論文がきっかけで師のデボルデュー教授はボルドーの白ワインに革命をもたらした
『マセラシオン・ペリキュレール』を考案したといいます。 

『マセラシオン・ペリキュレール』とは、大きな発酵槽を使わず、
熟成用に使うような小さな樽で発酵させる醸造法です。
酵母も特殊で『ジェユイット』と呼ばれる酵母を使用します。

アダムさんが書いた論文は高く評価され、ボルドー大学を首席で卒業しました。
若きオーストラリアの青年が書いた論文はボルドーのワイン生産者達に大きな影響を与え、
何百年と続いた白ワイン製造方法を変えてしまったと言われています。

オーストラリアに帰国後、アダムさんはマウントアダムの醸造責任者として、
彼が考案した醸造方法をさらに工夫し、たくさんの樽のサイズを用意し、
畑によって使い分け、醸造してブレンドするという方法を考え出しました。

いまでは当たり前となったこの方法も、
オーストラリアで初めて行ったのはアダムさんだといわれています。


南豪州の中でも冷涼な気候をもつイーデン・ヴァレーで収穫された高級シャルドネ100%から
造られたこのワインの味わいは「濃厚」というより「凝縮」された果実味があり
あの高級モンラッシェを彷彿させる芳醇さとエレガンスを感じさせ、
口当たりは非常にクリーミーで、それを支える豊富な酸味とミネラルが長い余韻を感じさせ
それでいて新大陸ワインらしい親しみやすさも兼ね備えた秀逸シャルドネです。

窓を開けて

2010年09月20日 18:00

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窓を開けての営業が始まりました。
これからますます過ごしやすくなる季節、お庭を眺めながらのワインは如何でしょうか?

今日のおススメ赤ワイン
ジュヴレ・シャンベルタン‘05 グラス1680円
シャルロパン・パリゾ:ブルゴーニュ

ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン=パリゾ はエレガントながらも力強く官能的な
ブルゴーニュを産出するドメーヌで、
アルマン・ルソー、クロード・デュガ、デュガ=ピィ、ドニ・モルテと並び
ジュヴレのスーパースターです。

「ブルゴーニュ・ファンなら知らない人はいない」伝説の造り手
「アンリ・ジャイエ」の教えも受けた弟子の一人でも有り、またジャイエ自身から絶賛されています。
昨今は、フレデリック・マニャンと仲の良さが知られており
フィリップの指導を受けたフレデリック・マニャンの2000年ヴィンテージは
業界に大きなショックを与えています。

この大変な人気の割に正規品の数は非常に少ないことでも有名なシャルロパンを
グラスワインで如何でしょうか?

今日のおススメシャンパン

2010年09月17日 18:02

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アンリ ジロー エスプリロゼNV(フランス/シャンパーニュ)
使用品種:ピノ・ノワール70% シャルドネ22% アイ村赤ワイン8%
グラス1890円

シャンパーニュ地方のグランクリュが集中するアイ村で1625年に創業されて以来
グランクリュのみでシャンパンの生産を続けている12代に続く名門アンリ・ジロー

生産量が少なく、そのため王室や社交界に買い占められこの数年日本の市場では
めったと見ることはありませんでしたが、やっと日本に入ってくるようになりました!
しかもこのロゼは2008年に初リリースされたものなので世界中でもまだ新しいシリーズです。

しっかりとしたテクスチャーはどっしりとしたスタイルのピノ・ノワールによるもの。
グレナデンやイチゴのコンフィチュール、ビスキュイの香ばしさとスパイシーさを持つロゼです。

飲み心地は酸味がソフトで心地よい渋み感あり、スッキリと飲んで頂けます。

お土産

2010年09月15日 18:27

ウエキです。
先日、店長が山梨行ったさいにお土産を買って来て下さいました。

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ソース飴でございます。

ニコニコしながら下さりました。
正直にこれっすか…としょんぼりした反応をしたらば、うん予想通りの反応だ、と言われました。

お味は焼きそばUFOに砂糖をぶち込んだらこんな味なんだろうな、ってお味でした。
久々にカップ焼きそばを食べたいと思いました。

まだまだ数がございますので、お食べになりたいお客様は是非ともおしゃって下さいませ。

山梨行って来ました。

2010年09月13日 19:34

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昨日ミュゼは臨時休業いたしまして山梨へいってきました。
土曜日の営業が終わりその足で西村・山本・松阪牛WHATSの松村くん(奄美大島生まれ)
の3人で出発。
車で4時間ほどかかりまず長野のシャトーメルシャンが契約している
桔梗が原メルローの畑へ。
2・3・4番目の写真がそのブドウ達です。
大変健康に育っているようですが糖度があともう一息、収穫はあと2週間ほど我慢したいとのこと。
晩腐菌が気にかかりますが非常にいいワインになりそうです。
そのあと丸子ヴィンヤードへ。
小高い丘の上一帯に畑が広がり斜面は南東向き酸性土壌が多い日本にあってここはアルカリ性土壌が
多いブドウ栽培に大変めぐまれている場所です。
しかし今年は苦戦を強いられそうです。
シャルドネ・メルローに広範囲にわたりベト病がみられました。
5番目がそうです。窒素不足の赤い葉と裏には白い粉状のかびが見られました。

次はシャトー酒折へ。
醸造責任者の井島さんとキュベイケガワの葡萄をてがける池川さんと
キスヴィンチームの奥田さん製造部の杉山さんとともに醸造所内へご案内していただきました。
それはまた後日で。

最後の写真ですが山梨の烈石温泉 雲峰荘に宿泊。自然に囲まれまくったお宿です。
温泉で疲れをいやし昨日お会いした池川さんの畑へ行って来ました。
棚作りにしたてられたマスカットベリーAと甲州です。
自然でありながら整理された空間がそこにあり一目で健全な葡萄がそこにあることがわかりました。
栽培に対する知識・情熱・愛情はただただ驚くばかり。

とてもじゃないですがここに書ききれるものではありません。
まず写真をご覧ください。
そのときのお話はシャトー酒折さんでのこととあわせて近くUPしますので
ぜひご覧くださいませ。

ワインセミナー

2010年09月10日 18:32

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9月10日の金曜日に焼肉の弘さんで
「ジェフリー・デーヴィス氏を囲んでボルドーワインを楽しもう」の会がありました。
写真は上からCH Fleur Cardinaleのフローレンス・ドコストさん
2番目は少しぶれていますがジェフェリー・デーヴィスさんの奥様
3番目はCH Joanin Becotのジュリエット・ベコさんです。
主題に登場しているデーヴィスさんはテーブルが離れていたのと
ワイン話そっちのけで3婦人と盛り上がっていたため撮るのを忘れました・・・
フランスでも和食や中華はポピュラーということもあり
皆さん箸を上手に使われていました。
自宅でも日本の食材や調味料をお使いで驚くくらい日本食に精通されていました。
もちろんお肉も大絶賛で大いに盛り上がり前述の結果です。
サンテミリオンに来たら絶対来てねとジュリエットさんに声をかけて頂き
良い御縁にめぐまれた思い出に残る会になりました。

後述、調子にのってボトルにサインをしまくってもらいました。
ミュゼにも御座いますのでぜひご賞味を。

はしご酒

2010年09月08日 18:08

秋の商戦にむけ最近、試飲会のご案内が多く
昨日も山本は行ってきました。
3社のインポーターさんの試飲会に。

お昼に大阪で三国ワインさんとモトックスさんの会があり
三国さんではドルーアンの産地ごととアメリカワインとプロヴィダンスまで
飲むとつらい道のりになるのはわかりつつ飲んでしまい
モトックスさんでは有料ながら500円でブルーノジャコーザのバルバレスコ サントステファノ・ディ・ネイヴェ2005 メッソリオ2003 レディガフィ2007 テヌータ・ディ・トリノ―ロ2007などなかなかお目にかかれない
イタリアワイン達とブルゴーニュや南仏、南ア、などなどこれまたついつい・・

京都にもどりウエキとともにレストランマエカワさんを会場にファインズさんのブルゴーニュ試飲会へ。
日ごろよく扱うジャンルですので生産者やヴィンテージの特徴など今まで飲んできたワインと頭のなかで
照らし合わせながらテイスティングをしつつさすがにこれからの営業がチラつきはきだしながらやっていると
骨身に染みついている貧乏性がそれを許すはずもなくまたもやついつい・・・

当日の営業は赤い顔の半笑いで一日が終わり、お客様にも笑われましたが
やはりグランヴァンは飲まずにはいられません。

おススメワイン

2010年09月06日 18:16

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シャトーコルディアンバージュ2004年
ボルドー・ポイヤック:ブルジョワ級
グラス 1700円

かつてドメーヌ・ド・バージュと呼ばれていたこのシャトーは、1749年から1824年の間には
アイルランドから移住してきたリンチ家が所有し、シャトー・ランシュ・バージュと呼ばれるようになりました。
1934年からはカーズ家が受け継ぎ、現在はジャン・ミッシェル・カーズがオーナーとなっています。

90ヘクタールにわたって広がる畑は、ポイヤック村のジロンド川に沿った砂利質の土壌で
これがワインに複雑味を与えています。
またジロンド川のそばに位置していることで春の遅霜の被害が少なく、
これら恵まれた立地条件がワインの品質を安定させています。

ランシュ・バージュはその品質の高さから、1級のシャトーに匹敵するとの評価をつねに受けています。
1978年以降にセカンドワインのオー・バージュ・アヴルーが、また1990年からは
高いクオリティを誇る白ワイン、ブラン・ド・ランシュ・バージュが生産されるようになりました。

こちらのワインは2ヘクタールあまりの畑でシャトー・ラトゥールやピション・ロングヴィル・バロン
ピション・ラランドなど、ポイヤックを代表するブドウ畑に隣接するという理想的な地理条件にあります。
また、シャトー・コルディアン・バージュは、ミシュランで2つ星に格付けされるレストランを擁し
ルレ・エ・シャトー・グループ加盟の高級ホテルとしても名を知られています。

遅霜とは無縁のジロンド川の恩恵を受けた立地であるため、
カベルネ・ソーヴィニョンが作付けの80%を占め、メルローの比率が少なくなっています。

濃い色調、スパイシーな香りがポイヤックのアペラシオンらしさを表現しています。
カベルネ・ソーヴィニョンの個性が顕著に反映され、若いうちはタンニンの味わいを非常に強く感じ
熟成とともに徐々に開花する長命な可能性を秘めたワインです。

オードブル始めました

2010年09月04日 17:58

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オードブル1260円
~鴨フィレ肉のローストとラタトゥイユと生ハムの盛り合わせ~

以前からチョコチョコとお客様からのリクエストでオードブルをお出ししておりましたが、
やっと写真に収められたので、ブログに載せてみました。

幸せの一皿とウエキは密かに名付けております。
美味しいモノを少しずつ食べたいとおっしゃるお客様には非常におススメの一品です。

美味しいおつまみと美味しいワインで今日も心よりご来店をお待ち致しております。

今日のおススメ

2010年09月01日 19:25

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9月に入ってもまだ暑いですが皆様体調にはくれぐれもお気を付けくださいませ。
ミュゼの9月最初のおススメワインはこちらです。

ウィリアムセリエム ソノマカウンティ 2001
グラス 2000円

ソノマはルシアンリバーに住む二人の幼馴染…元会計士であり、ワインバイヤーであったエド・セリエム氏と、サンフランシスコ・クロニクル誌の印刷工であったバート・ウィリアムズ氏が、仕事の片手間に車が2台入るか入らないか…という小さなガレージで初めてワインを仕込んだのが1979年。所謂「週末ワインメーキング」であった彼らの趣味が、わずか10年余りのうちにこの地区を世界でも指折りのピノ産地として注目されるまでに至らしめた、その原動力となるほどのプレミアム・ピノになった。それはまさに現代のアメリカン・ドリームそのものでした。

エド・セリエム氏とバート・ウィリアムズ氏は1998年にワイナリーを売却しました。一部では投資家や企業家の手に渡ったと報じられていますがそうではなく、ウィリアムズ・セリエムを購入したのは、ジョンとケイトのダイソン夫妻です。エド・セリエム氏とバート・ウィリアムズ氏は、売却表明をした際に多数の応募があった中から、彼ら夫妻を当然自らで選んだわけですが、その選択には2つの決まりを設けていました。1つは「既にワイン業界に身をおいている人物であること」。そしてもう1つは「ウィリアムズ・セリエムのメーリングリスト登録をしている顧客であること」。つまり営利目的の投資家などではなく、ワイン造りに携わっており、かつセリエムのピノを愛している人物の手に委ねたいと考えたのです。

ジョン・ダイソン氏はニューヨーク・タイムス氏から「この地区のフラグシップ・ワイナリー」と評される 『ミルブルック・ヴィンヤーズ』 の設立者で、既にニューヨークの地でワイナリーを運営している人物でした。奥様のケイト・ダイソン夫人に至っては「カリピノ嫌い」を公言し、ブルゴーニュばかりを飲んでいる人でした。ところがカリフォルニアのハイランズ・イン・ホテルで、毎年パークハイアットとワインスペクテイター誌により共同開催されるイベント「マスターズ・フード&ワイン」に出席した際に、供出されたウィリアムズ・セリエムのピノを始めて飲んで大感激。すぐさまメーリングリスト登録をし、彼らのピノを買い続ける熱心なファンへと変貌しました。結局エド・セリエム氏とバート・ウィリアムズ氏が選んだのは、カスタマーナンバー2080番の、彼ら夫妻だったのです。

夫妻は継承したセリエムのために、二人の醸造家を招聘しました。1人は 『デ・ローチ』 『クンデ』 『アルダーブルック』 『ハートフォード』 とソノマの一流ばかりを渡り歩いてきた辣腕、ボブ・カブラル氏。もう1人が 『モンダヴィ』 『フリーマーク・アヴィ』 『クロ・デュ・ボワ』 『クラウディ・ベイ』 ら、こちらもナパやニュージーの名門で経験を積んだ女性醸造家、リン・クラウスマン女史。いずれも間違いのない実績を積み重ねてきた名手の獲得でした。

山本の感想は所有者がダイソン夫妻になってからの味わいはよりブルゴーニュにちかくなっているのではと思います。フレッシュなラズベリーの果実実と酸が生き生きと感じられエレガントなシャンボールのような印象です。




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