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本日のおススメワイン

2010年09月21日 18:10

マウントアダム・イーデン・ヴァレー・シャルドネ 2008
オーストラリア グラス1260円

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オーストラリアでは10年ほど前から、有名な家族経営ワイナリーが相次いで海外企業に買収されてきました。
マウントアダムもその例に漏れず、フランスの大手ワイン会社ヴーヴークリコに買収され
まもなくして日本ではネットショップでほとんど見かけることはなくなったワイナリーです。

ところが、2006年、現在のオーナーであるデヴィッド・ブラウン氏が個人ワイナリーとして
ヴーヴークリコからマウントアダムを買戻し、家族経営ワイナリーとして新たなスタートをきりました。


マウントアダムの創業者の息子であるアダム・ウィン氏は醸造学の研究のためにフランスのボルドー大学の
醸造学科に入学し『白ワインの魔術師』の異名をとるデボルデュー教授の元で師事したという経歴を持っています。

さらにブルゴーニュに渡り、あのモンラッシェの偉大な生産者、ドメーヌ・ルフレーブで修行をつみました。
そして、その時の体験を元に書いたとされる
『ブルゴーニュのワイン醸造法を、ボルドーに持ち込んだとしたら…』
という趣旨の論文を書きました。

その論文がきっかけで師のデボルデュー教授はボルドーの白ワインに革命をもたらした
『マセラシオン・ペリキュレール』を考案したといいます。 

『マセラシオン・ペリキュレール』とは、大きな発酵槽を使わず、
熟成用に使うような小さな樽で発酵させる醸造法です。
酵母も特殊で『ジェユイット』と呼ばれる酵母を使用します。

アダムさんが書いた論文は高く評価され、ボルドー大学を首席で卒業しました。
若きオーストラリアの青年が書いた論文はボルドーのワイン生産者達に大きな影響を与え、
何百年と続いた白ワイン製造方法を変えてしまったと言われています。

オーストラリアに帰国後、アダムさんはマウントアダムの醸造責任者として、
彼が考案した醸造方法をさらに工夫し、たくさんの樽のサイズを用意し、
畑によって使い分け、醸造してブレンドするという方法を考え出しました。

いまでは当たり前となったこの方法も、
オーストラリアで初めて行ったのはアダムさんだといわれています。


南豪州の中でも冷涼な気候をもつイーデン・ヴァレーで収穫された高級シャルドネ100%から
造られたこのワインの味わいは「濃厚」というより「凝縮」された果実味があり
あの高級モンラッシェを彷彿させる芳醇さとエレガンスを感じさせ、
口当たりは非常にクリーミーで、それを支える豊富な酸味とミネラルが長い余韻を感じさせ
それでいて新大陸ワインらしい親しみやすさも兼ね備えた秀逸シャルドネです。
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