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2009年12月21日 18:48

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コルトン・シャルルマーニュ1986
ルイ・ラトゥール
ボトル・42000円

コルトンシャルルマーニュのぶどう畑
コルトンシャルルマーニュの「コルトン」はボーヌの北にあるアロース・コルトン(Aloxe Corton)という地名を表しますが、「シャルルマーニュ」の名は中世にゲルマン部族を一つの国家とキリスト教に統合し、時のローマ教皇から神聖ローマ皇帝の称号を授けられたフランク王国シャルルマーニュ大帝(仏名Charlemagne 英名Charles:768-814)に由来しています。

ゲルマン民族大移動の後、王国として発展したのはクロビス(Clovis:471-499)が率いたフランク王国で、クロビスはガリア地方制圧後カトリックに改宗し、ローマ教会と提携関係を保ちながら王国(メロビング朝)の基礎を築きました。

その後王族に代わって宮宰(=執事長)が実権を握るようになり、宮宰のシャルル・マルテル(Charles Martel)が732年にツールポアチエの戦いで、イスラム教徒(サラセン軍)を破り「キリスト教をイスラム教から救った!」と英雄になりました。
そのマルテルの息子小ピピン(=背が低かったのでこう呼ばれた)はローマ教皇に土地を寄進するなどして、自分自身を国王として認めてもらい、メロビング朝を廃してカロリング朝を始めます。

さてここでようやく、「シャルルマーニュ」が登場します。
体格の貧相だった父親と異なり6フィート4インチ(195cm)の偉丈夫だったシャルルマーニュは武勇に優れ、ロンバルド・ザクセンなど他のゲルマン王国を滅ぼしサラセン支配下にあったイベリア半島にも征討軍を出し、ほぼ現在のEUに近い領域を支配します。
また教会・僧院を保護しローマ古典文化を復興させ、カロリング・ルネサンスと呼ばれる文化の花を咲かせます。
そして800年にローマ教皇レオ三世から神聖ローマ皇帝の称号を授かり栄誉の頂点をきわめます。

伝説によればシャルルマーニュ大帝は赤ワインを好み、コルトンの地にあった皇帝のぶどう畑からは赤ワインばかり作らせていたそうですが、彼の妃が大帝の白い髭が赤ワインを飲むために汚れるのを嫌って、大帝に髭が汚れず威厳が保てる白ワインを飲むように勧めたのが、コルトンシャルルマーニュ誕生のきっかけだと言われています。


ルイ・ラトゥール社の創業は1797年。
ブルゴーニュで唯一、家族経営をを守り続けている銘醸家かつネゴシアンです。
その輝かしい歴史の源流は、17世紀に始まります。1731年にはブルゴーニュ地方の中心コート・ド・ボーヌにぶどう畑を所有していたラトゥール家は、1768年にアロース・コルトン村に移住。
以来50haに及ぶグラン・クリュ/プルミエ・クリュ村名畑を所有、このうち、コート・ドール最大のグラン・クリュの畑を28.63ha所有しています。
1890年からはシャトー・コルトン・グランセでの醸造を開始し、常に豊富なラインナップを確立してきました。
19世紀末のフィロキセラ禍の後、4代目ルイ・ラトゥール氏がコルトンの丘にシャルドネ種の苗木を植え誕生したコルトン・シャルルマーニュは、ブルゴーニュ2大白ワインを謳われる傑作となり、またブルゴーニュ以外に6代目はアルディシュやヴァ-ル地方の土壌を見抜き、アルディッシュ・シャルドネとヴァルモワシン・ピノ・ノワールを生み出しました。
今日、現当主7代目が経営するルイ・ラトゥール社では、ボーヌ郊外の醸造施設クロ・シャムロワで最新のワイン造りを行う一方、アロース・コルトンの醸造所では現在も自社製の樫の木樽を用いた熟成をかたくなに守っています。伝統に基づく製法を順守しつつ、常に革新的な技術に挑戦しています。

ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる『コルトン・シャルルマーニュ』の生みの親としても広く知られており、黄金色に輝く世界的に有名な白ワインを生み出す、コルトン・シャルルマーニュ。
この名前が付けられたのは、800年に西ローマ帝国の皇帝になったシャルルマーニュ(カール大帝のフランス読み)が所有していたことによります。

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シャトー・ラトゥール・マルティヤック’95
ペサック レオニャン
ボトル・7500円

ぺサック・レオニャン・グラン・クリュ・クラッセ格付けの長期熟成白ワインです。
ボルドーのグラーヴ地区でワインの格付けがおこなわれたのは1959年で、先のメドックの格付けでは例外的にこの地区からシャトー・オー・ブリオンが選ばれるなど、テロワールの素晴らしさは実証済みでした。
グラーヴの格付けの特徴的なところは格付けされたシャトーのすべてが、1つのアペラシオン、ACペサック・レオニャンに集中していることです。
ペサック・レオニャン地区がいかに優れたアペラシオンであるかをこの格付けが証明しており、グラン・クリュ・クラッセ(特選銘柄)に格付けされたシャトーは赤が13、白が9シャトーで、そのうち赤白ともに選ばれたのが6シャトーでした。

〈赤・白ともグラン・クリュ・クラッセの格付けを持つ名門シャトー〉
シャトー・ラトゥール・マルティヤックは、赤ワイン・白ワインの両方がグラン・クリュ・クラッセ級に格付けされている6つのシャトーのひとつです。
フランスの思想家モンテスキューの先祖が建てた美しいタワーを現在も残す由緒あるシャトーで、ワイン造りは1871年より続く歴史を持ち、1934年にはジョージ6世の戴冠式で飲まれたという記録も残っています。

歴史あるシャトーながら、有名な醸造家にアドバイスを仰ぐなどして、ワインの味わいを向上される努力を惜しみません。収穫は全て手摘みで行い、熟した葡萄のみを何日もかけて選んでいきます。
伝統的な製法でプレスにかけ、長期熟成できるように、ワインは澱の中に1年以上いれ、15ヶ月もの間樽熟成させています。ある著名なワイン評論家は、グラーヴで最も深遠な白のひとつと評価し、95年ヴィンテージはまだ10から15年熟成していくだろうと述べています。


画像のワインについて
輝きのある黄緑色。濃い目の黄色が深みを作っており、瑞々しい照りがあります。
アプリコットやグレープフルーツの香りにミネラル、そしてナッツ、アーモンドの香り、樽の香りもスパイシー。
酸味と果実の甘味が良く溶け合いバランスよい味わいとなっている。
しっかりしたストラクチャーが豊かな味わいを作っており、エレガンスさと力強さが複雑に絡みあい、雄大な味を作っています。
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